最悪の展開は想像を超える

旧態依然の恐ろしさ

昨日たまたま仕事でイレギュラーがありました。

直属の上司である主任が午後から通院で抜けたのですが、これだけであれば会社に勤めて入れば普通に起こり得ること。

ですが驚いたことに指示者がいなくなった途端に全ての仕事が止まったのです。

私は自発的に目の前にあることを一通り手をつけていたので仕事は動いたままでしたが、問題は他の社員達。

「○○さんがいないから何をやっていいかわからない」勤続数年以上の社員の口から当然のように発せられた言葉に思わず唖然としました。

旧態依然の会社はこんなものかと恐ろしくなりましたね。

社員さん達はすぐに帰ってくるだろうと言っていましたが、主任が帰って来たのは17時。14時半過ぎに出て行ってから約2時間半。

一緒に働いている若手達に「仕事やるよ!」と尻を叩いていたのでお客様に迷惑をかけずに済みましたが、かなり長時間席を開けていたのはお分かりかと思います。ちなみに私の定時は17時半です。

 

 

私は仕事でイレギュラーが起きた時は必ず最悪のケースを想定して動く癖があります。

その考えに至った原体験が二十歳の頃にありました。

 

想像を絶するイレギュラー

私が原子力発電所に勤めていた時のこと。

夜勤の勤務だった私はいつも通り出勤。始業ミーティングも終わり、業務に入っていました。すると中央制御室で警報が。

ただ夏場によく出るものだったので私含め、所員は特になんとも思っていませんでした。

 

しかし間を空けて1回2回と頻発。

 

これはおかしい。

 

急いでオペレーターが原因を調査。明らかに異常が起きていました。

私たちは原因である屋外へ。

警報の原因の元へと急行しました。

 

 

原因はなんとクラゲの大群でした。

 

クラゲ?と思うかもしれません。

発電所は通常、海水を汲み上げて冷却水等に利用しています。冷やすものは回転機器や、ひいては原子炉の炉心冷却にも使用されます。

つまり海水は発電所の命、心臓部といっても過言ではないのです。

そして今回起こったことは海水の取水がクラゲによって塞がれかかっていたという、超が付くほどの大事だったのです。

それは最悪、発電自体を止めなくてはならないようなレベルです。

しかもそんなイレギュラーが夜中に起きたのですから、それはもう焦りましたし嫌な汗をかきましたね。

幸いクラゲは無事駆除されて事なきを得ましたが、このことは今でも私の記憶に刻まれています。

 

 

私たちが想像する「最悪のシナリオ」など取るに足らないと思ってください。はっきり言って身に起きることは想像をはるかに超えるのです。たとえ乗り越えられる障害だとしても。

だからこそ何事もある程度余裕を持ってやった方がいいと思います。

忙しければ勢いでやってしまえる感じもしますが、はっきり言って柔軟性に欠けると思います。というか私はなんでもできる天才ではないので、余力がないと対応できません。

余力を残すことは少ない労力で最大の結果を出すことです。サボりではありません。

こう考えればできることはたくさんあると思います。

 

もし何かが起こった時は速やかに最善の措置を取りましょう。

すぐに動けばそれだけ対応力が上がるのです。